健康二次被害防止コンソーシアム
2021年3月1日、代表発起人 筑波大学人間総合科学学術院教授、医学博士 久野譜也先生により新型コロナウイルス感染防止に伴う外出自粛等による健康二次被害から国民を守る、「健康二次被害防止コンソーシアム」が設立されました。自治体、企業、有識者の先生方、NPOなど関係団体の皆さまと継続的に進めていきます。私たちハッピーファミリーグループ、株式会社ウエルネスヒロも会員となり、微力ながら皆様の健康長寿を願い、情報をお伝えしてまいりたいと思います。
【設立趣旨】2020年からのコロナ禍により、多くの国民が自粛を余儀なくされ、自粛生活により著しく活動量や社会参加が低下し(特に高齢者)、それに伴う健康二次被害(基礎疾患の悪化、認知機能の低下、フレイルの進行など)が顕在化しています。政府や自治体もこの点を理解しながら、ともすれば感染予防にかかりきになってしまいがちであり、また国民の多くはその危険度を認識するには至っていないのが現状です。
そこで、本コンソーシアムでは、産官学が協働してこの課題を解決するための取り組みの具体化を、スピード感を持って対応し、極端な自粛による健康二次被害の防止の必要性とその具体化を啓発することにより、国民が適切な感染症対策を実施したうえで、しあわせにつながる日常生活(外出・旅行・運動・消費・人とのつながりの維持など)を送れるよう、啓蒙運動を進めていきたいと思います。なお、本活動はSDGsや健幸都市推進の取り組みと位置づけ、それぞれが持つ特徴的なリソースを用いた社会への貢献活動と位置付けます。