吹田市文化団体第14回交流会
吹田市文化団体協議会「文化・芸能を子どもにつなぐ フェスタ57」 2013/7/6
パネルディスカッションのテーマ~文化・芸能を子どもにつなぐ~
以下池端の発表内容
私は日頃ハッピーファミリーグループまさに「幸せな家族の仲間たち」を目ざし、体の健康、心の健康の為の運動指導をしております。幼稚園児から小中高、大学生から大人までジャズダンスのグループと30歳代から最高齢は86歳までの皆さんと健康・体力づくり運動のグループです。
また色々な所へ行き、例えば高校、大学の学生たちに、正しいダイエットや栄養・運動からの体づくりのセミナーや企業、自治体などへ行き、生活習慣病予防対策や、食育・栄養の話、腰痛・膝いた・肩こり予防軽減や、介護予防体操などの講習会、講演会で、体を動かすこと、動かし続けることの大切さ、気持ちよさ、楽しさをひとりでも多くの方に伝えていきたいと出かけていってます。今日はよろしくお願いいたします。
(本題5分)
「文化・芸能を子どもへつなぐ」というテーマに沿って
24年間ではありますが子ども達とずっと一緒にダンス続けている中で、そしてその保護者の方々と一緒に歩んでいる中で感じていること、感じてきたことを通してなにかお話できればと思っています。
まず初めに「文化」とはなんだろうと原点に戻って考えてみました。
文化の範囲はとても広く日常的に人として社会の中で生きていくための日常的文化、古典的文化、社会的文化、人類学的文化など様々あるようです。本来文化とは「耕す」、「培養する」、「洗練したものにする」、「教化する」(教え導いて善に進ませること)といった意味合いを持ってるんですね。
文化の中に独自の美を追求し、それを表現しようとするものに絵画・彫刻・建築などの空間芸術があり、また音楽・文学などの時間芸術と言われるもの、演劇・映画・舞踊・オペラなどの総合芸術などがあり、その身につけた芸を芸能と呼ぶといろいろな中からちょっと調べてみました。
さて私たちはいろんなものを見たり、聞いたり、そしてためしたりしながらつまり経験する、やってみることでたくさんのことに触れ、人としても成長していくのだと思います。しかし今の世の中は非常に情報が氾濫し、見たり、聞いたりは知識としていっぱい入ってくるけれど、では実際に試してみる体験してみるということには私たち大人も,子どもも避けがちな傾向にあるようです。
試す、やってみるということがとても大切なことでその中から失敗をして、いろんな感情の中から人の立場も考えるようになるとか、次はどうやったらうまくできるのかの成功への方法を考えてみたり、また最初はできなかったけど頑張って成功することで自分に自信がついたり、楽しい、おもしろいという幸せの感情が生まれてきます。
私たち吹田市文化団体にも子どもたちが体験できるたくさんの素晴らしい芸術があり、芸能があります。未来の子供たちに伝えていきましょう。学校や幼稚園等でこれらの体験ができる機会を梶谷部長さんにもお力をいただいて皆様の大きな力や技術、お知恵をもっともっと子どもたちに伝えていけたらと思います。そして同時に私のもうひとつの願いはそれらを通じて元気な身体を育て元気な心を育て、意欲や気力、踏ん張る力、我慢する力、物事に対する積極性や、また自分の心、気持ちをコントロールするなど強い精神も育ててあげたいことです。最近良く使われる「三間」(さんま)という言葉があります。時間と、空間(公園、広場などの元気一杯に遊ぶ場所ですね)と、仲間の三間ですが具体的に子供たちとの交流の場を作り出し、文化の継承を通して未来の子供たちにたくさんの財産を受け継いで行きたいと願っています。
私自身もダンスという芸能を通じて情熱と、信頼で小さな力ですが少しずつ、これからも精一杯頑張っていきたいと思っています。
ご静聴ありがとうございました。